中間処理施設

解体工事から中間処理まで、自社一貫体制で効率的なサービスを提供。
一戸建て住宅から大型施設まで、あらゆる建造物の解体工事に対応。収集運搬、中間処理施設の運営までを自社一貫体制で行うことで、効率的かつ信頼性の高いサービスを実現します。

SERVICE03

廃材を迅速かつ効率的に処理し、リサイクルや再利用を推進しています

「中間処理施設」とは、解体現場から収集された廃材や廃棄物を適切に処理するための施設です。
解体作業では多種多様な廃材が発生するため、それらを効率的に分別し、リサイクルや再利用が可能な状態にすることが重要です。

対象廃棄物

廃プラスチック類
木くず・がれき類
金属くず
ガラスくず
ゴムくず
コンクリート
廃石膏ボード
有害物質を含む汚泥

処理プロセス

初期分別

廃材が中間処理施設に到着した後、まず初期分別が行われます。この段階では、廃材を大まかに木材、金属、ガラス、コンクリートなどに分けます。安全な取り扱いが重要であり、作業員は適切な装備を着用し、手順を守って作業を行います。
細かな分別

初期分別された廃材は、さらに細かく分別されます。例えば、木材の中でもリサイクル可能なものとそうでないもの、金属の種類ごとに分ける作業が行われます。この過程では、専門の作業員が手作業や機械を使って、廃材を詳細に分別します。細かな分別により、リサイクルの品質が向上し、資源の有効利用が可能となります。
選別機による粗選別と異物除去

搬入された廃棄物は、選別機を通して、大型の異物や危険物、再資源化に適さない廃棄物を粗選別します。これにより、後の手選別作業の効率と安全性を大幅に向上させるとともに、次工程への負荷を軽減します。
高圧プレス機による減容圧縮と梱包

選別工程を終えた廃棄物は、高圧プレス機によって大幅に減容圧縮され、効率的な運搬・保管のために梱包されます。かさばる廃棄物を圧縮することで、運搬・保管効率を向上させ、処理コストの削減とCO2排出量の削減に貢献します。
清掃・洗浄

分別された廃材は、次に清掃・洗浄されます。このプロセスでは、不純物や汚れを取り除くための洗浄作業が行われます。例えば、コンクリートの破片から塗料や汚れを落とす作業や、金属から油分を除去する作業が含まれます。清掃・洗浄された廃材は、リサイクル資源としての品質が向上し、再利用しやすくなります。
保管・管理

清掃・洗浄された廃材は、適切な方法で保管されます。この段階では、再利用のための準備が行われ、リサイクル施設や再利用施設に送られるまでの管理が行われます。保管施設では、廃材の種類や状態に応じた保管方法が採用され、品質を維持するための対策が講じられます。
最終処分

リサイクルや再利用ができない廃材は、最終処分されます。このプロセスでは、廃棄物処理法に基づいた適切な方法で廃材が処理され、環境への影響を最小限に抑えるよう努められます。例えば、有害物質の無害化処理や、安全な最終処分場への搬送が含まれます。